TIME TO PLAY BY SALOMON JPN
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3rdstage 39km

ステージ3は乾燥した細くて腰くらいまでの植物の中をかき分けて進まなくてはいけなくて、長袖+ロングスパッツで正解だったなと思いました。後方の皆とあまり離れることなくCP1を出て、CP2に向かっていると、先の方にとぼとぼと歩きつつ、後方のこちらをチラチラ見る参加者が。行きの飛行機で一緒だったアメリカ人の彼は「足が痛くてもうダメだ。僕はもう次のCPで家に帰るよ。」とリタイアしてしまいました。この日わたしが会った人たちだけでも3人リタイアしたけど、でも、リタイアに引け目を感じる必要なんて全くないと私は思っていて、いつも言ってるんですが、この砂漠のシリーズレースで一番大変なことは「スタートラインに立つこと」だと思うんです。出ると決めて準備した期間や、実際に立って、アタカマの気候や体の痛み、アドベンチャー、全てを一緒に体験したかけがいのない友達です。

彼がドクターに相談しているついでに自分も靴下を脱いだらいつの間にか私にもマメが2、3個できていてドクターに処置してもらいました。みんな足のマメが10個できるのなんて当たり前だし、爪も剥がれる中で私は今回爪は一枚も剥がれなかったので、皆に「なんで綺麗なままなの?!」「奇跡の足だね!」と言われていたし、私も自慢していました(笑)。

この日のコースは割となだらかなだったんだけど、最後にどんでん返しがありました。ラスト5km。その日のゴールゲートが見える。わっなんだ今日早いな、と思ったらゴールに行く前に大きくて急な砂丘を下らなければならなくて、何度も転倒。お尻が破けちゃうんじゃないかと心配しました。砂丘の下にはまた川が。綺麗なんだけど、なかなかスムーズには進むことができなくて、いつの間にか、見えていたはずのゴールゲートも見えなくなっていました。直線距離だったら1kmもなかったはずなのに、どんどんゴールから離れていくのがわかります。アップダウンを繰り返し、手も膝も使って四つん這いで砂丘を這い上がり、登ったらまた恐々と降りていく。そんな繰り返しでした。

ゴールの太鼓の音が聞こえて、わーやっと着いた!と思ったら目の前、垂直に近いんじゃないかと感じるような砂の壁。また、クライミングのように手足を使って這い上がろうとするんだけど、角度が急過ぎて全然進まない。でも止まると沈む。もう笑っちゃって、皆も上から大笑いしながらその様子を見ていて、なんとか登り切ってゴールしました。

4th stage 46km

4thステージは最初から登りばかりのかなりきついコースでした。流石に先頭を走るランナー達も大砂丘は走らず歩いて登っていきます。息を切らしてやっと登りが終わった!と思ったけど制限時間が危ない!その時は20人くらいの集団になっていたので皆で「カットオフタイムが!!」と焦りながらダッシュしました。

でもそんなに簡単に進めないのがデザートレース。小さなジャングルのような、人が一人やっと通れる森の道で木を避けながら進みます。でも下は砂。また何度も転んで、大笑い。みんなすごい真剣な顔で怪我しないように進んだけど、私、笑わずにいられなくて、「これぞ本物のアドベンチャーランドだなー!」と最高に楽しかったです。ハラハラドキドキ、ダッシュでCP1に着きました。ふー危ない!!

CP1の後は再び川があって、昨日の川渡りで濡れるのはもうお腹いっぱいになっていたのでなるべく石の上を飛びながら進みました。でもすぐにそんな努力は掻き消されて再び絶対に川の中に入っていくコース。しかも滝になっていて絶対上から水をかぶるのは避けられないコース(笑)なんて粋なことをするんだ!って笑いながら、そして寒さで震えながらコースを進みました。

超エキサイティングなコースを堪能した後は、超単調でフラットなコース。序盤が楽しかっただけでつまらなく感じました。長い平らな地面を進むと白くてゴワゴワした大地が。アタカマ塩湖です。アタカマ塩湖はウユニ塩湖に次ぐ世界で二番目に大きな塩の湖で、ここもこの大会の名所。「わーこれがアタカマ塩湖かー!」とちょっと舐めてみたらすごくしょっぱい!(当たり前)

所持しているソルトタブレットの節約の為にも今日はここで塩分を摂取しようと、時々しゃがんで塩を食べました。最初はまた塩湖にテンションが上がっていたんだけど、たまらなく長い。ずっと塩湖。No more 塩湖。塩の塊は意外と硬くて足元が不安定になるのと、ポールがひっかかるので大変でした。かといって走ると転ぶし刺さるし(苦笑)もう塩湖アレルギーだわーと笑いながら進んだのだけど、かなりここに時間を使ってしまって、もうその後のフラットなコースにはテンションが上がらなくなっていました。

途中、人工的なアスファルトの道路に出て、湖が見えました。どうやら観光スポットらしく、観光バスや観光客が沢山いて、物珍しそうに私の写真や動画を撮られました。私たちは4日かけてここまできたけど、車で来られる距離なんですね……とちょっと虚しくなりました(笑)そしてお風呂にも入っていない、着替えもしていないので、観光客の着飾られた服やお化粧に違和感と懐かしさを感じました。


この日は本当に長い長い塩湖で体力を使ってしまって制限時間の15分前にゴールしました。もう太陽が沈みかけていて、急いで夕飯の支度をしましたが、明らかに休憩時間が短く、次の日のロングマーチ80kmが不安で仕方なくなりました。

Profle

名前 ヤハラ リカ
生年月日 1984年8月10日
出身 アブダビ/佐賀/東京
身長 170cm
資格 スキューバダイビング(レスキューダイバーライセンス取得)
日本ランニング協会認定講師
日本ランニング協会認定かけっこアドバイザー
普通自動車運転免許
学歴 大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会心理学専攻
就任 日本ハンドボール協会広報委員会委員
日本ハンドボール協会公認 ビーチハンドボール・アンバサダー

2009年5月『FYTTE』(学研)創刊20周年記念 第1回専属モデルオーディション(応募総数2862通、最終選考19名)にてFYTTE未来賞を受賞、同誌初の専属モデルとしてデビュー。

モデル・ファッションモデルにとどまらず、リポーター・MC・TV/舞台演者・ラジオパーソナリティ・コラムニストなど、幅広い分野で評価を受ける。

特に、ハンドボール(都代表・関東代表を経験)・ビーチハンドボール(日本代表候補)・スキューバダイビング(レスキュー・ダイバー取得)などのスポーツ経験とマイナースポーツへの造詣の深さを活かし、モデル・パフォーマー・リポーター・MCとして高い支持を得る。

ファンランナー(楽しんで走る)として、砂漠マラソン3連続完走(サハラマラソン・ナミブレース・アタカマクロッシング)、南極マラソン出走権を獲得。2020年11月の出走を目指し活動中。

講演活動やランニング講師、スポーツイベントのMCなど、スポーツを楽しむことを伝える啓蒙活動にも力を注いでいる。

2019年サロモンブランドアンバサダーに就任。

ヤハラリカ Official Website

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