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KILIAN JORNET SUMMITS EVEREST

2 TIME IN A WEEK

SALOMON キリアン・ジョルネ

キリアン・ジョルネが単独・無酸素補助・固定ロープ無し、1週間に2度のエベレスト登頂を達成!

長年のSalomonアスリートであるキリアン・ジョルネがまた歴史を塗り替えた。 このカタルーニャ人は酸素及び固定ロープの補助無しで、世界最高峰(8,848m) の頂、エベレスト山頂を単独で踏破した。チャレンジはチベット側のエベレスト・ ベースキャンプ(5,100m)から山頂までを26 時間の「ファステスト・ノウン・タイム」 (任意に設定した区間の最高記録)として成し遂げられた。胃腸の不調により、予定 していたエベレスト・ベースキャンプまでの下りの完遂は残念ながら達成できず、 アドバンスド・ベースキャンプにてチャレンジを終了した。「7,700mまでは計画 通りに進みとても順調だったが、おそらく胃へのウィルスの影響で体調が悪くなった」 と彼は話す。「そこからはスピードを落とし回復のために立ち止まる事も多くなったが、 最終的に深夜に山頂に到達することができた」今回のキリアンのチャレンジは現地 時間の5月20日(土)午後10 時(+5:45 GMT)にエベレスト・ベースキャンプに位置 する歴史あるロンブク寺院からスタートし、北面の通常ルートを経て山頂に到達。そして、 22日(月)、現地時間の12時15分にエベレスト・アドバンスド・ベースキャンプに戻った ことで、深夜に登頂が成されたことが確認できた。通常の登頂では、おおよそ4日 をかけてアドバンスド・ベースキャンプから山頂までを登頂する。当初はエベレスト・ ベースキャンプのロンブク寺院まで戻ることを予定していたキリアンのチャレンジ は、胃へのウィルスの影響によりアドバンスド・ベースキャンプまでとなった。

5月20日から21日の良好な気象予報を受けて、5月20日を5,100mのエベレ スト・ベースキャンプのロンボク寺院からの出発日に決定した。今回の山頂制覇 では、単独登頂・酸素及び固定ロープの不使用・最低限の装備携行を照準において 実施された。いくつかのルートの状況を検討した上で、今回の通常ルートを 選択する事となった。

午後10時に出発したキリアンの行く手には、アドバンスド・ベースキャンプまで の15.2kmに渡って氷堆石(モーレン)エリアが待ち受けていた。この区間の踏破に 4時間35分をかけ、21日(日)午前2時35分にアドバンスド・ベースキャンプに 到着し、次の出発まで2時間の休息を取った。

「登頂を遂げるには8,000m台に到達した際に万全の体調である事が重要だ。 ここまでが最初のステージであり、終盤の追い込みのためにエネルギーを保った 状況が必要になる」とキリアンは述べた。
いくつかの装備をアドバンスド・ベースキャンプに残し、最もテクニカルな登攀区間 へ向けて午前4時30分にいよいよ出発。アドバンスド・ベースキャンプを出発後、 キリアンは午前6時30分に7,000mのフィールド1エリアを踏破し、その後 8時間に渡って登攀を続ける。7,600mから7,800mのフィールド2エリアでは、待機 していた山岳遠征ガイドであり、ビデオカメラマンでもあるSalomon アスリートの セバスチャン・モンツァ-ロセットがキリアンの登攀を撮影し、そののちモンツァ はアドバンスド・ベースキャンプに戻って状況のレポートを行った。
7,500mを超えた頃からキリアンは疲労と胃の痛みに襲われ始めた。この ため8,300m 付近のフィールド3エリアでは15分の休憩を余儀なくされる。 「気分は良くなく、歩みはとても遅くなった」と彼は語る。「数メートル進むたびに 止まり、胃が痙攣して吐いてしまったけれども、なんとか体調を保ち登攀を続けた」 そこからキリアンは最高難度区間を踏破し、深夜に登頂を成し遂げた。それは 雲や風の無い、澄み切った夜だった。

SALOMON キリアン・ジョルネ

「固定ロープなしでのエベレスト登頂は誰でも毎日のように出来ることではないと 思う」と彼は言う。「ファンタスティックな夕日を眺めたあと、深夜に遂に山頂に到着 した。山頂には他に誰もいなかったけれど、北面と南面の両方のルートからの登攀中 のヘッドライトの光が目に入ってきた。そして一刻も早くアドバンスド・ベースキャン プへ帰還するべく下山を開始した」。
しかし、下りにおいても体調不良により、フィールド3エリアでさらなる休憩を余儀 なくされ、アドバンスド・ベースキャンプに辿り着いた時には、チャレンジスタート から38 時間が経過していた。そして体調を考慮して、エベレスト・ベースキャンプ のロンブク寺院へ戻るまでを計画していた今回のチャレンジを、ここアドバンスド・ ベースキャンプで終える事をキリアンは決めた。
一方、撮影のため同行していた、山岳遠征ガイド兼ビデオカメラマンでもあるSalomon アスリート、セバスチャン・モンツァ-ロセットは、21日(日)午前3時20分、キリアン 出発の1時間前にアドバンスド・ベースキャンプを出発し、7,500m 付近でキリアン の到着を待ち、合流ののち8,020mまでの間でエベレストに挑むキリアンの姿を撮影 した。その後一足先にアドバンスド・ベースキャンプまで戻ってキリアンの帰還を 待っていたモンツァは、キリアンの無事を案じ、7000m まで再び登り返してキリ アンを待った。この山岳ガイドからカメラマンになった彼にとって、キリアンが帰還 するまでの長い時間は、永遠に感じるかのように長く、歯痒い時間であった。

1週間で2度の山頂制覇

キリアンは現地時間の5月27日(土)午後9 時(+5:45 GMT)に北面ルートからエ ベレスト山頂に到達した。6,400m のアドバンスド・ベースキャンプを午前2 時に出発 し、一般の登攀では4 日を要する通常ルートを進み、3ヶ所のベースキャンプを経たのち、 世界最高峰の山頂に辿り着いた。
登攀はゆっくりとしたペースだったが歩みを止める事はなかった。ヒマラヤ特有の風 の強い日であり、強い風が一番の障害となってキリアンを苦しめた。しかし、行程の終 盤にさしかかった夜には天候は回復し風も収まり、出発から28 時間30 分を経てアド バンスド・ベースキャンプに帰還を遂げた。このキリアンの世界の最高度地点への2 度 目に及ぶ偉大な登攀は、前回の登攀からわずか6 日後に達成された。前回の登攀では標 高5,100m に位置するエベレスト・ベースキャンプのロンブク寺院をスタートしたあ と26 時間で山頂に到達した。序盤は好調に登攀を続けていたが、7,500m 付近からの 胃の不調により、著しくペースが落ち、休憩を重ねる事を余儀なくされた。アドバンス ド・ベースキャンプに戻ったキリアンは「全く精気がなくなり、動きはとても遅くなっ てしまった。そして数メートル進むごとに胃の痙攣と嘔吐で止まってしまった。でも 高度を上げるにつれて気分は回復し登攀を続けようと決めた。下山している時は、登 攀にもう一度挑戦しようとも考えていた。」
今回のエベレスト登頂に備えて、キリアン・ジョルネは2週間にわたって8,000m 級の山であるチョ・オユーに滞在した。エベレスト遠征に向けての準備は順調に進み、 新しい高度順応方法の試みも行っていた。「4週間の間に8,000m の頂に2 度も到達 する事ができた事を考えると、今回の高度順応は成功していたと思う」とキリアンは 語る。「われわれは遠征の前に、数週間に渡る低酸素トレーニングをこなし、高度順 応のためにヨーロッパ・アルプスにも登った。この短期間での高度順応はうまく機能し、 身体疲労は軽減され、遠征までにはより強靭な身体となっていた」。

SALOMON キリアン・ジョルネ

第一回目(2017.5/20-22)の登頂記録
エベレスト・ベースキャンプ ( 標高5,100m) ‒ エベレスト山頂 ( 標高8,848m): 26 時間 – エベレスト山頂
( 標高8,848m)- エベレスト・アドバンスド・ベースキャンプ ( 標高6,400m): 38 時間

第2回目(2017.5/27-28)の登頂記録
エベレスト・アドバンスド・ベースキャンプ ( 標高6,400m) ‒ エベレスト山頂 ( 標高8,848m): 17 時間 -
エベレスト山頂 ( 標高8,848m) – エベレスト・アドバンスド・ベースキャンプ ( 標高6,400m): 28 時間30 分

SUMMITS OF MY LIFE

今回の世界最高峰への2 度に及ぶ登頂は世界の名だたる 峰々でのファーステスト・オウン・アセント(設定した 区間の最速登頂記録) チャレンジプロジェクト、 「サミット・オブ・マイ・ライフ」の一環として実施 された。2012 年のモン・ブランに始まり、ヨーロッパ (モン・ブラン、マッターホルン)、北米(デナリ)、南米 (アコンカグア)などの世界の著名な山岳で最速登頂 記録を達成している。

SALOMON キリアン・ジョルネ

GEAR FIT FOR EVEREST

フランス南東部、アネシーに所在するADC アネシー・デザイン センター(Salomon Head O fficeであり、全てのプロダクトの (開発拠点)が本プロジェクトの為に提供したプロダクトリスト

SALOMON キリアン・ジョルネ

1. Salomon プロトタイプマウンテニアリングブーツ(エベレスト遠征の為に作られたアイゼン一体型の特別仕 様プロトタイプ。アウターブーツの中には同じくプロトタイプの超軽量トレイルランニングシューズが内蔵されている。) 2. Salomon プロトタイプスリーピングスーツ 3. Salomon S/LAB X Alp Carbon 2 GORE-TEX® シューズ 4. Salomon X-MAX ゴーグル 5. Salomon サングラス(非売品) 6. Salomon ソフトフラスク 7. Salomon S/Lab Trail Running グローブ 8. Salomon ビーニー 9. Salomon X Alp GORE-TEX® パンツ 10. Salomon X Alp Mid フーディー 11. Salomon X Alp Speed パンツ(日本未展開) 12. Salomon S/LAB ソックス 13. Salomon プロトタイプマウンテニアリングポール 14. Salomon Primo ベースレイヤー 15. Salomon S/LAB X Alp Baffle d ダウンジャケット 16. Salomon S/LAB ランニングパンツ 17. Salomon XA キャップ 18. Salomon Peak 40 バックパック。

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