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SALOMON XDR 88Ti 性能・デザイン含めてまさに「スキーだけでなく雪国を愉しむ」人に似合う一本です。2017/11/17

こんにちは、田村幸士です。
普段は役者業をしておりますが仕事の合間にスキーを楽しんでいます。

各地で雪の便りが聞こえてきていよいよスキーモードですね。

・気持ちよく軽快に滑る圧雪
・雪煙をあげて浮遊感のなかで滑るパウダー
・難攻不落で挑戦者を待つコブ斜面
どれも最高に楽しいですよね。

現在のスキーは楽しみ方が細分化され、スキー場においても、圧雪、パウダー、コブ斜面など各々が楽しめるようにコースづくりを明確化しています。
各スキーメーカーもそれぞれのシーンに特化したスキー板をラインナップしていて楽しみ方によって選ぶことができます。

ん?でも・・・
シチュエーションに合わせてスキー板を揃えるほど本気でもないし。。。でもせっかくスキー場に来たのなら色々なシチュエーションを快適に楽しく滑りたい。

そんな方が多くいると思います。
といいますか、そういう人がほとんどだと思います。

そんなみなさんにオススメのスキー。それがSALOMON XDR シリーズです。

“one fits all”
これひとつでスキー場の全てを楽しむことができます!

スキーの幅によって多くのモデルがありますが、その中でも私は一番太いXDR 88Tiがオススメです。

初めて手に取った時の第一印象はカモノハシの嘴ような形で厚みの少ないトップ。
アルペンスキーをずっとやってきた私にとって、このトップでどこまでターン前半の捉えができるか、そして固めの雪質の場合、どこまで耐えられるか不安になりました。

グルーミングされた圧雪、放射冷却でそこそこ固いバーンでテスト。

まずはまっすぐ滑る。
スキーセンター部分もそれほど厚くないので足裏と雪面が近く雪面の状況が足裏で感じやすい。
そして幅が88mmあり変に板が傾いたりしないのでスキーと雪面とピタっと吸い付いている感覚。安定感抜群で板がまっすぐ進んでくれました。

そして徐々にターンをはじめていきます。
幅が広めなので意識的に体を倒さないとスキーが傾きエッジングすることができません。とは言っても重いスキーではないのでそれほど割と簡単にできると思います。
競技スキーほどスキートップから雪面を捉えることは難しいけれど、そこより5cmくらいセンター寄りで捉えることができます。先ほど書いたようにトップ部分も薄めなので不安でしたが捉えは固めのバーンでも問題なし。さらにトップからセンターまでのエッジングの流れが抜群で驚きました。安定感がありながらも軽い、そして外力や加重を充分に溜めて使える構造なので気持ちよく滑ることができました。

次にそこそこ荒れたバーンでテスト。
ここではカービングで攻めるのではなく、楽にクルージングするように滑ってみました。

ガシガシ滑るだけがスキーじゃありません。
スキー以外にも温泉や美味しい食事も楽しみたい。そして帰ることも考えなくてはいけない。
だからスキーで体力を使い切るのは「雪旅」としてはちょっと勿体ないような気がします。
「ラクに楽しく気持ちよく滑る」。それが日常スキーヤーにとってとても大切なのではないでしょうか。

まずは例のごとくまっすぐ滑ってみました。
そうすると、あの”カモノハシ”が荒れた雪を物ともせずに押しつぶして進んでくれます。
そしてエッジングをせずに軽く流しながらターンを入れて滑る。
幅の広いスキーは安定感があり、つんのめったり変にエッジがかかって転ぶということがありません。
最新のSUVみたいにスムーズに快適に滑ることができました。
荒れたバーンだとこのスキーは”トップ”と”それより下”に分割された役割をしてくれることに気づきました。
まず”トップ”が荒れたバーンを整地してくれて、”それより下”が整地されたバーンを気持ちよく滑らせてくれる。そんな感覚でした。うーん、これはラクだ。。。

次にパウダー。

膝の高さくらいのパウダーを滑りました。
最近のスキー場はパウダーを残してくれているコースがあります。
いきなりバックカントリーだと不安だし大変という方は、ここでも充分楽しめます!

重心を少し後ろめにしてパウダーに入りました。
そうするとやはり”カモノハシ”がやってくれます。
”カモノハシ”がパウダーを受けてくれて浮力が生まれ、そしてその浮力が推進力に変わりスキーソールのテールに向けて流れていく感覚でした。
深まわりして全身にパウダーを浴びるというよりは、縦長に気持ちよくターンをしてパウダーを後ろに綺麗に飛ばす方が向いているように感じました。

気持ちよくカービングをしたいならギュンギュン滑ってくれて、楽に滑りたいならササーっと流して滑ることができる。1日中、思い切り気持ちよく、そして楽しく滑ることができました。
圧雪・悪雪・パウダー、それぞれに対して100点ではないけれど全てに80点という高いレベルで滑らせてくれる超優等生です。

上級者でも充分満足できるような滑りごたえがありますが、これは初心者にもオススメの1台だと後から気づきました。XDRの中でも一番太い88。先に書いたように、幅が広いので意識的に倒れこまないとエッジが立ってくれません。
ということは、初心者にとっては変にエッジが引っ掛かって転んだりする可能性が低くなります。
太いスキーで悪雪を気にせず「雪上に立って滑る」ということに集中できます。
これって割と上達には良いことなのではないでしょうか。
そしてスキーソールの「面」で自由に滑ることができたら次は傾く練習。
順序立って楽しく上達するツールとしても良いスキーなのではと思えてきました。
初心者から上級者まで、ずっと長く楽しめる相棒になってくれるはずでしょう。

太めのスキーに抵抗感がある方にも是非乗って欲しいスキーです。
実際に幅に比べて操作性は申し分ありません。

僕自身スキーに行っても一日中スキーする訳ではなく、疲れたら温泉に入ったり、温泉街をぶらぶらしたり、雪景色の中を散歩したり、美味しいものを食べたり、暖炉の前で本を読んだり。そんな過ごし方もしていますが、XDRは性能・デザイン含めてまさに「スキーだけでなく雪国を愉しむ」人に似合う一本です。
今シーズンにスキーを買おうとしている方は是非候補にしてみてはいかがでしょうか?

XDR 88 Ti + Warden MNC 13
スキーの可能性が広がる高性能モデル。朝一番の圧雪バーンからさらさらのパウダー、ベタ雪、コブ斜面まで、あらゆるコンディションで最高のパフォーマンスを発揮するXDR 88Tiは、雪山の力強い味方です。

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自由を追い求め、自分自身の限界に挑戦する人々のために、常に斬新的なアイディアと革新的なギアでウィンタースポーツの楽しさ、魅力を分かり易く解説します。

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